2010年12月11日土曜日

政界再編?

こんにちは。三ツ矢憲生です。
政界では、いろいろな動きが出てきました。再編か大連立か、という報道もあるようですが、考えてみれば、今の政権が支持率回復のために躍起になって足掻いているだけのことです。

民主党が分裂含みの様相を呈していますが、私個人としては、菅さんであろうが、小沢さんであろうが、一緒になってこの国の将来を担っていこうという気にはなれません。
今は、しっかりと軸足を固める時だと思っています。
先日、8日の日に、京都大学の佐伯啓思教授をお招きして、勉強会を開きました。

佐伯先生の持論である、我々日本人が原点に立ち返って、日本という「価値」をもう一度見直すべき、というお話が中心でしたが、その通りだと思います。また、議論の中で、日本の現状を再評価すべきだとの意見もありました。

世界にはいろいろな国があります。子供たちが飢えている国もあれば、そのままでは水道の水も飲めない国も、治安が極端に悪い国も、そして紛争の只中に置かれている国もあります。
それに比べれば、この国は、大きな不満を抱くほどの状態なのでしょうか?もちろん、将来に対する不安がない、といえば嘘になるでしょう。自分自身も、国も、このままではどうなるんだろうか、と思うのは当然です。

不満は、おそらくいつまで経っても簡単には解消されないでしょう。しかし、不安は、解消しなければなりません。それを担っていくのが、私たちの役目かな、と思います。そのためには、浮足立った民主党政権の右往左往に惑わされることなく、「驕らず、卑屈にならず、精進を重ねていきたい」と思っています。