2011年1月9日日曜日

お正月を走り抜ける

新年明けましておめでとうございます。三ツ矢憲生です。2011年(平成23年)の年が明けましたが、皆様方にはいかがお過ごしでしょうか。
 
紀北町賀詞交換会
 お正月は例年のことですが、1日からあちこち飛び歩いており、ご挨拶が遅れましたことをお詫び申し上げます。
 
 さて、政界は、昨年末から民主党の党内の混乱を年明けまで持ち越し、政治と金の問題、また内閣改造等も取り沙汰されています。

 菅総理も指導力を発揮しているところを見せようと躍起になっているようですが、どうも指導力を発揮する場面を間違えているようにしか思えません。こんなことをしている間にも、刻一刻と日本の地盤沈下は進んでいきます。
 
中小企業政治連盟の皆様と、粉雪の舞う中で早朝神宮参拝

   我々が今やらなければならないのは、外交面では米国との関係修復とアジア諸国からの信頼回復。そして内政面ではデフレ体質からの脱却と地域経済の再生です。

 いずれも、政権交代以降、ここまで毀損してしまった国益を回復するのは容易ではありませんが、特に外交の面では、言葉だけでなく、具体的に目に見える形での提案が必須です。
また、デフレの脱却も容易ではありません。

 基本的には、供給が需要をオーバーしていることに間違いありませんが、供給を減らすか、需要を増やすかで対策も変わってきます。ただ、無理やり需要を増やすのは、一時的には出来ても決して長続きしません。結局、長期的には日本経済の構造改革をやるしかないのかもしれません。
 
 しかし、もっと大事なことは、日本人の心の持ちようではないでしょうか。今の日本人に一番欠けているものは、規律、感謝の気持ち、意欲、勤勉さではないでしょうか。
これらは、日本人の美徳として、過去にこの国を訪れた外国人が最も評価した点ではなかったでしょうか。もっと言えば、公徳心や他者に対する配慮も失ってしまったかもしれません。
 
伊勢市消防出初式
 国家でも個人でもそうですが、まずは自立自助、そして共助、最後に公助、この順番を間違えたら、国家も地域も個人も自立は出来ません。もうそろそろ、人の依存心を助長するような政策は止めて、自立しようと努力する人にだけ支援する方向に舵を切るべきだと思います。

 
後援会伊勢支部の新春の集い、今年は例年以上に大勢の支援者の方々が詰めかけてくださいました。新年早々ありがとうございます。
 NHKのドラマ「坂の上の雲」のテーマソングは”Stand alone(独り、立つ)という曲です。じっくりとかみ締めながら聴いて、今年一年頑張っていきたいと思います。
 今年一年が、皆様にとりまして幸多き年になりますよう、心からお祈り申し上げます