2011年2月24日木曜日

『鳥インフルエンザ』発生

こんにちは、三ツ矢事務所です。

先週末、三ツ矢のりおは、予定を変更して三重県の最南端、紀宝町に向かいました。
2月15日に発生した高病原性鳥インフルエンザの現場を視察し、自民党県連として、対策を要望するためです。

現地にて職員より説明を受ける
県の迅速な対応と、地元の建設業をはじめとする皆様の協力により、20日には埋却処分が終了。
このままで行けば、3月15日には移動制限や搬出作業の制限が解除される見通しです。

三重県南部は美味しい地鶏の産地でもあり、速やかな事態の収束と、原因究明が待たれます。

また、卵やお肉を食べることによってヒトに感染する事は世界的にも報告されていません。
今後とも、三重県の鳥肉、卵を美味しく召し上がっていただきたいと思います。

断末魔?

こんにちは。三ツ矢憲生です。

衆議院の予算委員会も終盤を迎えています。これまでの審議の模様をテレビで見たり、新聞で読まれたりされた方も多いと思います。どう思われますか?政権交代の高揚感はとっくに失せて、一体、この政権はなんなのだろうか、という疑問と不安が日本国中に広がっているのではないでしょうか。大げさに聞こえるかもしれませんし、また、日本に限った話ではないかもしれませんが、民主主義の危機が世界中に蔓延しているように見えます。

春の集い。皆様の意見を直接聞く大事な場です
先進国は、経済も成熟段階に達し、同時にどこも大衆迎合政策をとってきた結果、特に社会保障の負担に喘いでいるように見えます。逆に、途上国は、長年にわたる独裁体制に対する不満が爆発しています。両者は一見逆の動きのように見えるかもしれませんが、実は、格差や生活上の不満が根っこにあるという点で共通しているのではないでしょうか。
民主主義という政治システムは、健全な中産階級が多数を占めてこそ初めて健全に機能するものだと思います。これが世界中で壊れかけているというのが、ことの本質ではないのかな、という気がします。
三重県知事に名乗りを上げた鈴木英敬氏の奥様
元シンクロナイズドスイミングの銀メダリスト武田美保さんです

日本の近代化は、世界的に見ても、特に高度成長の1960年、70年代は、一億総中流と言われたように、希有な成功事例だと思います。中国を含む新興国でも、あの時代の日本の政治、経済のシステムを研究しようという動きもあるやに聞いています。
日本はこれから当分は、人口減少、高齢化の波を乗り切っていかないといけません。もう、総体として成長するという時代ではありません。しかし、国民個々の生活の質は維持・向上させる必要はあります。私たちは、もう一度、総中流社会を目指すべきではないでしょうか。これは、実はそう簡単な作業ではありませんが、政府や自治体に頼らなくても、基本的には個人の努力でそれが実現できるようなシステムを再構築しなければ、この国は落ち込んでいくばかりではないでしょうか。
一時的な熱病のような動きに右往左往することなく、問題の本質を見失わないように対応していきたいと思います。
こちらは旦那さんの鈴木英敬氏 伊勢でのミニ集会で真剣にメモをとっています

目前の政治状況に話を戻しますと、このままでは、予算関連法案は成立する見込みはなくなりました。この後、何が起こるのか、予測のつかない状況ですが、どうも、現政権は、予算関連法案は急いで処理しなくともよい、という方向に舵を切ったように見えます。6月くらいまでは、関連法案が通らなくても大きな支障はないと踏んでいるようです。その間に何らかの妥協策を見つけようということなのでしょうが、この調子では、日本国債の格付けにも影響しかねません。菅政権は、内憂外患を抱え、漂流しているだけのように見えます。ただただ、1日でも長く権力の座にしがみつきたいだけなのでしょうか・・・。

2011年2月12日土曜日

雪の降る伊勢

雪景色の外宮さんにて

こんにちは、三ツ矢事務所です。

だいぶ暖かくなったと思ったら、連休初日の伊勢は珍しく雪が積もりました。

奇しくも2月11日の建国記念日に雪景色となった伊勢。

一夜あけて、御薗町高向大社のお頭神事は快晴
地元の皆さんは清めの雪になったと感慨深そうにおっしゃっておりました。

アフタヌーンティーパーティーのテーブル装花
雪ウサギをモチーフに作っていただきました。
三寒四温といいますが、皆さん風邪など召さないように。

先週末盛大に開催された伊勢のぞみ会のアフタヌーンティーパーティー

ミニ集会の様子
国防、税制への関心が高まっています。

党首討論

こんにちは、三ツ矢憲生です。

 菅さんが総理になって初めての党首討論が昨日開かれました。どう思われましたか?
熟議の国会と言いながら、これまでの予算委員会の質疑応答を聞いていると、あまりにも政府の場当たり的答弁が目立ちます。例えば、子供手当の地方負担について、閣僚によって答が違うという始末です。この内閣一体どうなっているんだろうと思わざるを得ません。

 消費税や社会保障についても、マニフェストを修正するのかと思えば、そうでもない。しかし、事実上、あのマニフェストは実現不可能なのは、政府が一番よく分かってるはずです。超党派協議に乗らない野党が悪いと言わんばかりの論法は、野党のせいでマニフェストが実現出来ないと言いたいからかもしれません。

 それにしても、野党の協力を求めるのであれば、あんな喧嘩腰の態度では、とても応じられないでしょうね。もう少し大人になった方がいいのではないでしょうか。痛いところ、答に窮するところを突かれると、声を荒げて逆質問する。まるで野党です。
紀勢ど自動車道も無事に予算がつき、この地方の命の道も厳しい財政の中ですがなんとか実現できそうです。

 これは民主党に限った話ではないかもしれませんが、これだけ政権がガタガタして、普通の国なら政府が機能しなくなるはずなのに、どうして日本政府の統治能力が維持されているのか、外国から見ると非常に不思議なようで、東南アジアの国々から、その秘訣を調査に来たそうです。

 昔、アメリカで、或るどうしようもない大統領について、「アメリカ国民は、大統領が(事実上)居なくとも、立派にやっていけることを証明した。」と言われたそうですが、その後、別の、これまたどうしようもない大統領について、「アメリカ国民は、大統領が居ても、立派にやっていけることを証明した。」と言われたことがありました。
志摩ブロック春の集いにて
左は三重県知事に手を上げた鈴木英敬氏
今の日本はどちらなんでしょうか。