2011年2月12日土曜日

党首討論

こんにちは、三ツ矢憲生です。

 菅さんが総理になって初めての党首討論が昨日開かれました。どう思われましたか?
熟議の国会と言いながら、これまでの予算委員会の質疑応答を聞いていると、あまりにも政府の場当たり的答弁が目立ちます。例えば、子供手当の地方負担について、閣僚によって答が違うという始末です。この内閣一体どうなっているんだろうと思わざるを得ません。

 消費税や社会保障についても、マニフェストを修正するのかと思えば、そうでもない。しかし、事実上、あのマニフェストは実現不可能なのは、政府が一番よく分かってるはずです。超党派協議に乗らない野党が悪いと言わんばかりの論法は、野党のせいでマニフェストが実現出来ないと言いたいからかもしれません。

 それにしても、野党の協力を求めるのであれば、あんな喧嘩腰の態度では、とても応じられないでしょうね。もう少し大人になった方がいいのではないでしょうか。痛いところ、答に窮するところを突かれると、声を荒げて逆質問する。まるで野党です。
紀勢ど自動車道も無事に予算がつき、この地方の命の道も厳しい財政の中ですがなんとか実現できそうです。

 これは民主党に限った話ではないかもしれませんが、これだけ政権がガタガタして、普通の国なら政府が機能しなくなるはずなのに、どうして日本政府の統治能力が維持されているのか、外国から見ると非常に不思議なようで、東南アジアの国々から、その秘訣を調査に来たそうです。

 昔、アメリカで、或るどうしようもない大統領について、「アメリカ国民は、大統領が(事実上)居なくとも、立派にやっていけることを証明した。」と言われたそうですが、その後、別の、これまたどうしようもない大統領について、「アメリカ国民は、大統領が居ても、立派にやっていけることを証明した。」と言われたことがありました。
志摩ブロック春の集いにて
左は三重県知事に手を上げた鈴木英敬氏
今の日本はどちらなんでしょうか。