2010年11月15日月曜日

【本当の政治主導】

こんにちは、三ツ矢憲生です。
昨日で、APEC首脳会議が終わりました。二国間の会談?も行われましたが、ま、成果らしいものは何もなかったと言っていいと思います。菅内閣は外交面での失点の回復に躍起になっているようですが、支持率はまた急落して30%を割ったようです。
ところで、民主党の前幹事長の枝野さんが、「政治主導なんて、うかつなこと言ってしまった・・・。」と言ったとか。その通りなんですよ、枝野さん。政治が主導するのは、実は当たり前なんですが、あなた達は政治主導の意味をはき違えてしまっているんです。政治と官僚機構が旨くかみ合わなければ、日本政府という巨大な組織は機能しないんです。
普天間問題で痛い目にあって学習したのかと思ったら、全然ですね。民主党政権のやり方は、社長が代わって、社員に「お前達のことは信用していないけど働け、ただし責任はお前達が取るんだぞ」と言ってるようなものです。ビデオ流出事件にしても同じです。社長は、担当の執行役員を更迭して、自らは責任を取らずに済ませようとしているようですが、こんなことが許されるのでしょうか。益々、政権と官僚機構の信頼関係は失われていくでしょうね。
このまま、行くところまで行く、ということなんでしょうが、その間にこの国は潰れてしまいかねません。
私たち野党も、いつ、何があってもいいように、準備を進めていきたいと思います。