2011年4月3日日曜日

大連立?その2

震災から、もう3週間以上も経つというのに、未だに、政府として、被災者に対し、国民に対し、全責任を負うという具体的なメッセージも発されていません。本来なら、いち早く、20兆円くらいの補正予算の審議をして、金のことは心配するな、くらいのメッセージを出すべきではないでしょうか。また、4K予算はすべて震災対策に回すと、どうして言えないのでしょうか。日本の国民は、このような苦難の時に、月1万3千円の手当を寄越せなどとは言わないはずです。

先日、国会で子供手当のつなぎ法案(6か月間、1万3千円の子供手当を引き続き支給するという内容です)が成立しました。私は、単純に、この法案に賛成した議員は、本当に国民のことを考えているんだろうかと疑わざるを得ません。いつから、こんな情けない国会になってしまったのでしょうか。

こんな政府と国会しか持てない国民は本当に不幸だと思います。

しかし、私たちは、いつまでも泣いている訳にはいきません。立ち止まっている訳にはいきません。復興に向けて、そろそろ力強い一歩を踏み出さなければなりません。そのためにはお金も要るでしょう。超法規的な法律、規則の改変も要るでしょう。

今、私たちに出来ることは、被災者と国民に一筋の希望の光を投げかけることではないのでしょうか。